Makani Pili 海の風 touching wind 佐藤傳次郎 Denjiro Sato オフィシャルブログ

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Hawaii諸島の一番北の島KAUAIから〜海の風MAKANI PILI Touching wind を愛ランドツアー

自分が観て来た海と地球の写真と映像のスライドショーをライブミュージッシャンKAZZさんや西藤ヒロノブさんとコラボして楽しみながら日本全国やハワイを回っています

母なる海と次世代も遊べる環境残す切っ掛けに成ります様に〜


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Gerry が書いたG-Land Story 13/16
 

 ドリアンはアジアの果物の王様である。このフルーツに関してはふたつの意見がある。
ひとつは需要の高い高価な天国の味とする意見。もうひとつはジェームス・スコット卿が
1882年に書いている様に「ロンドンの下水の上でガーリック・カスタードを食べれば、
その味と匂いがわかる」とする意見。ようするに大好きになるか、大嫌いになるかの
どちらかなのだ。ドリアンはココナツぐらいの大きさで、中世の鎚矛のようにスパイク状
のトゲがあって、熟知していない限り開けるのは不可能である。その匂いと味は互いに合い入れず、
それぞれ忘れ難いものである。インドネシアに深入りしたければ、ドリアンはぴったりの
フルーツだといえるかもしれない。しかし、アルコールを飲みながらドリアンを食べることは
単に勧められないどころか、危険である。お腹のなかでサダム・フセインがクルド人を
ガス責めにしているような状態になってしまうからだ。続く

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| denjiro SATO 佐藤傳次郎 | Gerry が書いたG-Land Story | 15:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Gerry が書いたG-Land Story 12/16
ここの波に関してはすでに十分語られつくしているので、それを繰り返す必要はない。 写真がすべてを物語ってくれる。それでここではエキゾチックなネイティブ・フルーツを 紹介しておきたい。ここではフルーツのショッピングが、その味を賞味するのと同じくらい いい経験になるからである。もちろん、豪華なホテルですでに皮を剥いて、食べやすく切ってある フルーツを買うことにもメリットはあるが、オープン・マーケットのフルーツ・スタンドでゆっくり 吟味するほうがはるかに得るところが多い。このマーケットは地元の人たちのためのものなので、 売り手のほうもものめずらしい外国人にかかわっている暇などない。求めているフルーツを見つけ、 味わい、値切るプロセスは、フルーツの買い出しに不可欠な儀式の一部である。 続く どなたか不要なスライドスキャナーとジェリー・ロペスの「ナル・オラ」ビッグサイズポスターと 交換してくれませんか?makanipili@live.comまで連絡よろしく御願いします。

| denjiro SATO 佐藤傳次郎 | Gerry が書いたG-Land Story | 13:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Gerry が書いたG-Land Story 11/16
 


 よくぞ教えてくれたものだが、一晩中蚊にさされていたという事実からくる不安を
和らげてはくれない。ともあれ、ここのルールはしっかり予防接種をしてくることである。
ここを抜け出す唯一の道は、やってきたのと同じルートだけだからだ。もちろん、
別のルートもあるにはあるが、楽な人生に馴染んだサーファーにとって柔らかい砂の上を
8時間行進するのは酷である。病んだり怪我をしている場合にはなおさらのことだ。
ようするに、ちゃんとファースト・エイド・キットを用意して、用心するに
こしたことはないのである。


| denjiro SATO 佐藤傳次郎 | Gerry が書いたG-Land Story | 04:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Gerry が書いたG-Land Story 10/16
 

  出発の前日、薬を取りに行ったら薬剤師に次のようにいわれる。
メフロキンはすべて兵士達と一緒にサウジアラビアに行ってしまい、
あるのはクロロキンだけ。ところが、われわれが行こうとしている
地域にはクロロキンの効かない新種のマラリアが発生していて、
かかってしまうと生命にかかわるという。加えて、薬は2週間まえから
飲まなければならないはずである。つづいて彼のいうところによれば、
クロロキンを飲んでさえいればそのマラリアにやられたとしても、
死にはしないかもしれない。ただ、病のあまりの重さに死んだほうが
ましだと思うだろう、と。

続く

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Gerry が書いたG-Land Story 9/16
 

 バンガローに落ち着き、道具の荷を解いて、軽いランチを済ませる。ところが、すべて
ボーッとしていてなかなかリラックスできない。その理由は目の前に見える波、それも
無数の波である。6フィートから8フィートの速い無人のレフトが、次々とチューブを
生み出している。これはちょうど、飛行機大好き人間が台風の最中に爆撃に飛び立つ飛行機を
空母の甲板の上で眺めながら、リラックスしようとしているようなものだ。だが、その前に
やるべき仕事がたくさんある。たとえば、蚊帳の修理もそのひとつだ。慣れない人によくあることだが、
キャンディ・バーをベッドに持ち込んでしまったりすると、ネズミが蚊帳を食い破ってキャンディをかじり、
夜中に仰天することになる。目を覚ますと蚊帳のなかは、血の気の多い侵入者の一団でいっぱい。
腹一杯で逃げることのできない侵入者は見つけ次第潰すしかない。マラリアの心配をしなければならないからだ。

続く


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Gerry が書いたG-Land Story 8/16
 

 (写真)フィジーに一緒に行った時のジェリーの弟の子供、ショーン・ロペス

 波へのチャレンジ、ジャングル・キャンプのアドベンチャー、カラフルな仲間、その魅力が
どこにあるにしろ、Gランドの人気は急速に高まっている。これはビーチに積み上げられた
レンガ、材木など建築資材の山ばかりか、巨大な中国資本によるスイミング・プールを備えた
ホテルの建設の暗い噂、すでにジャングルを切り開いてつくられつつあるアクセス・ロードなどにも
はっきり現れている。ここはインドネシアの国立公園で、森林保護区に指定されているジャングルである。
実際には手をつけてはならないはずだ。だが同時にここは人口の多い東ジャワで、観光誘致に
成功したバリから石を投げれば届くほどの距離にある。世界的にエコロジーと環境問題の自覚が
高まっているとはいえ、経済的問題を軽視することはできない。仕事を持って家族を養うことは
重要だが、欲がらみの繁栄には高尚なところなどどこにもない。樵の斧と無敵のドルが勝るか、
手遅れになる前にエコロジストたちが十分な人の目を覚ます事に成功するか、それはまだまだわからない。 続く


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Gerry が書いた G-Land Story 7/16
 

(写真)僕の会社 Banzai Films のトレーナーを着たGerry
    「Endless Summer 2」の撮影時 G-Land で

 ガメランの響きが漂うなか、われわれ巡礼者のグループは、ジョマンとそのスタッフから
こころからのの歓迎を受けた。「月光の音」と描写されることもあるガメランの音は、
伝統的にインドネシアのもので、「アウター・リミット」のテーマ音楽のバリエーションを
思わせる所がある。少なくともそれはわれわれが特別な場所にいることに思い起こさせて
くれる。すでにキャンプにいた30人のゲストからすると、われわれ20人の到着は
それほど歓迎に値するものではなかったようだ。どんなサーフ・スポットや宿泊設備にしても、50人のサーファーは重荷である。だが、かつてのように食事と水はもはや問題とは
ならない。そのうえ、上陸してからだれも乗ってない波をすくなくとも100本は見ている。すべて大丈夫なはずである。 続く

Facebookもやっています。 Hiroshi Denjiro Sato 


Gerry の ナル・オラポスター ビッグサイズ カウアイ島から発送します。
ご希望の方は makanipili@live.com までお問い合わせください。
| denjiro SATO 佐藤傳次郎 | Gerry が書いたG-Land Story | 11:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
守.jp
 守.jp

京都の守源旅館サーフライダーファンデーションでおなじみの守山さんが

脱原子力を目指してサイトを立ち上げました。 守.jp

昨年は日本のツアーで丹後にも〜そして鴨川でのSFでも名古屋のCOP10でも大変御世話になりました〜今年は心配してた原発のサイレンが成る事に成りましたが〜守源旅館でケイソンと守源さんのコラボ〜サイレンを聴いて〜それが福島そして敦賀原発でも〜これからは放射能の光と共に世界がサバイバルして行く事に〜放射能汚染された以上これからは〜特に若いジェネレイション達は〜入った放射能をどうして出して生きて行けるか〜炭とかZeoliteで放射能汚染から〜年齢に関係無く今までの常識から若い人は永く生きれるとは限らない〜汚染された地域は高年齢の人達だけで〜若い人は南西諸島とか海外に〜こんな事態でもまだ止められない原発〜それでも原発反対と言える世になっただけでも〜サバラシイ〜生きている地球からの警告と慈悲と最後のチャンスもらえている洋な〜海の自然の海福〜期待と望みと祈り〜守源さんご苦労様です、、、!!!!!!!!!




ハワイのノースショアの万歳パイプラインでこの写真を撮ったころ​から〜自分の地球に対してそして海と地球の生物の営みの事自分に​出来る限界を感じ始めた洋な気がする〜果たして海は波は地球は〜​人間に何をと考えながら〜自分のライフワークとして日本の島に観​せて廻ったりそしてポスターからも〜色んな人に母なる海の事を考​える切っ掛けに成ったと〜今までショーで日本を廻れば廻る程に原​発の危険性そして冷やすだけでも海が地球が温暖化に成る理由も放​射能の廃棄物海へ〜そして東北地震と福島原発そして島の至る所に​在る危険な原発〜地球に宇宙からも人間の生き方これから代えて行​くべき事を問われていると~波からの無言の忠告〜Nalu ola


| denjiro SATO 佐藤傳次郎 | MAKANI PILI 海の風 TOUCHING WIND | 06:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Gerry が書いたG-Land Story 6/16
 

 キャンプは変わっていた。昨年と比べても規模が少し大きくなり、
大幅に改善されている。20年ほど前、ここに最初にサーフボードを
持ってやってきたのはビル・ボヤムである。その彼と一緒にキャンプへ入っていくと、
どうしてもノスタルジックになってしまう。ビルの最初の旅とそれにつづくわれわれの旅。
その思い出がつぎつぎと脳裏を駆け巡る。われわれはいつも波を求めてやってきていた。
しかし、ここにはそれ以上のものがある。人、ジャングル、空気、音、匂い、建物などが
それである。ここはアジア。その魅力に取りつかれると何度も帰ってこざるおえない。
ピタッとはまった親しみのある心地好い感覚。もしかすると、マッカーサーも同じような
感覚を持っていたのかもしれない。

続く

| denjiro SATO 佐藤傳次郎 | Gerry が書いたG-Land Story | 06:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Gerry が書いたG-Land Story 5/16
 

 リーフを越えラグーンに入り、やっとビーチに戻る。
砂はそれ自体純粋に感覚的な体験である。完璧に丸い砂の粒には、銃弾大のものから
粉に近いものまである。砂を踏み締めながら浜を歩いていると、ジャングルの壁から
漂ってくる匂いが気になって来る。すばらしい波と楽しいときを思い起こさせる
デジャヴの匂い。それはピリッとしたすがすがしい潮の匂いで、思いじめじめとした
ジャングルのそれではない。その匂いはジャングルではなく、心地好く踏み締めている
砂から上がってきているようだ。その砂に飛び込んで、転がり回りたい衝動に駆られるが、
つぎの瞬間、無数のサンド・フリーが足の回りを飛び回っていることに気づく。
砂のファンタジーに終止符を打って、波に視線を投げかけたまま、
よたよたとキャンプへ向かって歩いていく。 続く

ジェリーはジャングルでよく玄米を食べてヨガをしていました。
| denjiro SATO 佐藤傳次郎 | Gerry が書いたG-Land Story | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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命がけでも撮りたい魅力的なサーファー、ジェリー・ロペスが綴る面白いサーフィンストーリー。



表紙はTheDayに僕が撮った写真です。この写真のオリジナルプリント販売もしてます。Banzai Gerry と注文ください。
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佐藤 傳次郎
波の音が聞こえる。風が見える。魂に鳥肌が立つ。本物だけが持つ本物のハワイアンスピリッツか。この中にある。一枚一枚から伝わる、優しく穏やかな中にある気迫。それが海を愛する全ての人の心を動かす。
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